何年か前、リサイクルショップで手に入れた中古のYAMAHA QY70。
表面は少しホコリっぽく、いくつかのボタンの反応も怪しい状態だったため、実用というより“コレクション枠”として保管していました。
メインで使っているシンセ(YAMAHA MOXF6)がいよいよ限界を迎えたら、そのときにDAWと組み合わせて使えばいいか……そんな軽い気持ちだったんですよ。
ところが最近、状況が変わりました。
きっかけはMIDIキーボードの故障
このサイトで公開している楽曲の中には、QY70とCASIOのMIDIキーボードGZ-5で制作したものがあります。
しかしそのGZ-5が、ついに動かなくなってしまいました。
使用頻度は低かったとはいえ、いざ壊れると寂しいものです。
「じゃあQY70は大丈夫なのか?」
そう思って電源を入れてみると、表示されたのはまさかの「バッテリー切れ」。
内蔵電池切れとその役割
この電池は、曲データなどを保持するためのバックアップ電源。
つまりこれが切れると、電源を落としたときにデータが消える可能性があります。
無視して使うこともできるようですが、やはり気になるところ。
初代のQY70を使っていた頃は、この表示を見た記憶がなかったので少し驚きました。
いざ分解(※自己責任)
Webで調べると「電池交換は自力で可能」との情報が多数。
電気回路の知識はないものの、慎重にやれば何とかなるだろうと分解を決行。
※分解は自己責任です

内部は多層構造になっており、最深部までしっかり外す必要があります。
今回はディスプレイ部分も取り外しました。

そして気になる点がひとつ。
ネジの色が一本だけ違う……
前の持ち主、何をしたんだ。

ついでに清掃してみた
せっかくここまで分解したので、外装も洗浄することに。

ボタンのゴム部分をよく見ると、かなり汚れている……。
これは反応が悪くなるのも納得。
ボタン不良の原因は“接点の劣化”
調べてみると、原因はほぼこれ。
- ゴム接点の汚れ
- 導電部分の劣化
- 基板との接触不良
とりあえずアルコールで清掃してみました。
が、
まったく改善せず。むしろ悪化。
導電シートで修理してみた(ここが本題)
さらに調査すると、解決策としてよく出てくるのがこれ。
- 接点復活スプレー
- 導電シート(導電シール)
今回は後者を選択。
PR
- 初心者でも貼るだけで使える
- カットしやすい
- ちょっと高めだが、効果絶大
Amazonで購入した導電シートを、ボタン裏に貼り付けていきます。
小さいボタンや分割されている部分は、ハサミでカットして対応。

結果 ・・・ 完全復活
組み立て直して電源ON。
……普通に使える!!
あれだけ反応が悪かったボタンが、まるで新品のように復活しました。
PR
「ボタン不良で困ってる人は試す価値あり」
まとめ
今回のポイントまとめ:
- QY70のボタン不良は接点劣化が原因のことが多い
- 清掃だけでは直らないケースあり
- 導電シートで簡単に改善可能
- 分解は慎重に(自己責任)
おまけ
そして最後に。
ネジが一本余りました。

自作PCでもよくあるこの現象。
「動いてるからヨシ!」ということで今回は見なかったことにします。

コメント